〜〜チラシの裏〜〜
段々どの層に向けての記事になってきたのかわからなくなってきた(´・v・`;)
今回は実際に映像として映し出される部分を作っていきます。手を綺麗に洗ってから挑みましょー(ぇ
FLASHでアニメを作る場合、手書きでパラパラ漫画のように作るほかに、
トゥイーンを利用して「操り人形」のように、パーツごとに動作をつけていく方法があります。
シーンや状況に応じてこれらを使い分けて制作していきますが、ここでは後者の下準備をしていきます。
まず原画を元に、ベースになるパーツを描き(今回は体幹部分から描いてます)
そのパーツをシンボル化し、その中で更に新しいレイヤーを複数作って
各レイヤーに腕や足などのパーツを配置していきます。このパーツも一つずつシンボルにしていきます。これで「体幹」を(親)とする各パーツ(子)がセットされました。
とまぁインスタンスとかいろいろあるけど、そこらへんはFLASHの解説本にあるから端折るね(・v・)
簡単に言えば、ちゃんとシンボル化しておけばアニメーションしやすいよーってことでFA!
ここまでで原画に使われる分のシンボルを作ってきましたが、
シンボル化するにあたっての注意点がいくつかあるのでそれらを紹介します。
1.斜めにシンボル化してはいけない
3コマ目の東●タワーっぽいものは、垂直にシンボル化したものと斜めにシンボル化したものを、
それぞれ引き延ばした図です。
垂直の方が伸縮してもアニメーションとしてある程度融通が利くのに対し、
斜めにシンボル化してしまうとなかなかきれいに引き延ばせなかったりします。
耳や腕など斜めに描きがちなアイテムは、一度水平方向に回転してからシンボル化し、
中点を設定後に原画に揃えるようにしましょー
2.同じキャラは同じ大きさでシンボル化する
1度シンボル化すると、鉛筆ツールで描いた線のサイズがシンボルの大きさに対して固定されるため、
シンボルの拡大縮小に同調して太さが変わってしまいます。
擬似的な遠近感や鉛筆で表現する部分を均一化して使いまわしをしやすくするために
原画から描き上げたら、一度大きさを調整してからシンボル化するように(´・ω・`)
という鉛筆ツールのツンデレっぷりを解説した上で、
鉛筆ツール(主線)を使用しない表現方法も紹介していきます。
塗りだけでアニメーションを行うので鉛筆ツールに惑わされずに制作ができます。
主線の有無で表現がかなり違ってくるので、制作目的に合わせて使ってみて下さい。
独断と偏見で主線の有無の特徴
主線あり
・塗りが単色でもアニメっぽく見える
・インパクトのあるシーンに強い
・線の微調整が手間
・シェイプトゥイーン死ね。レイヤーが増えるわ
主線なし
・シェイプトゥイーンは親友
・塗りだけなので、大きさを変えての使いまわしに強い
・単色だと動きが分かりづらい場合があるので、影つけやグラデーションが推奨される
・指など細かいパーツのアニメーション描写が難しい
今回はFLASH内でシンボル作成をしたけど、プロの中にはイラレでパーツを描いてから
FLASHに読み込ませる方もいるようです。たしかにそっちの方がきれいに描けるけどぉー(´・ω・`)
このメイキング漫画では完成までの一連をFLASHだけで作っていきますねー
次はトゥイーンを使用したアニメーションを付けていきますー